JavaScript

【JavaScript】即時関数

即時関数(IIFE)の説明
JavaScriptで即時関数を使う理由 – Qiita ExternalLink

IIFE(Immediately Invoked Function Expression; 即時実行関数式)という。
IIFE (即時実行関数式) | MDN (mozilla.org) ExternalLink

IIFEは定義されるとすぐに実行される。
即時関数の中のthisにはグローバルオブジェクトがセットされることに注意する。

ある文の先頭にfunction文を記述することはできない。なぜなら、公式の文法では、functionとい
う単語から始まる文はfunction文であることになっているからだ。
文の先頭にfunction式を書くには、function式を括弧でくるめばいい。


(function() {

	//この中の変数はグローバル変数でなくローカル変数である。
	var hidden_variable;

})();
続きを読む

【JavaScript】クロージャ(closure)

クロージャ(closure)について解説する。

クロージャを簡単に説明すると「関数オブジェクトの1つ」である。
ただし、クロージャは単純な関数オブジェクトではなく、「環境付き」の関数オブジェクトである。

JavaScriptの関数は、その関数が作成されたときの「環境」を保持するように設計されている。
クロージャは関数の中に関数を定義する。このとき、内側の関数が外側の関数で定義した変数やパラメータ(thisとargumetsを除く)にアクセス可能である。
この内側の関数は、外側の関数で定義した変数やパラメータ(thisとargumetsを除く)にアクセスできる環境付きの関数オブジェクト(クロージャ)である。

つまり、関数を定義して、その関数の中に関数を定義してあったらクロージャである。

次にクロージャのサンプルコードを示す。
closureTest関数の中にret関数を定義してある。
外側の関数はclosureTest関数であり、内側の関数はret関数である。

closureTestを呼び出してcounter関数を生成する。
counter関数を実行するたびに10づつ値が増えていく。

新しくclosureTestを呼び出すと、そこで生成された関数は全く別の環境を保持することになる。
counter関数の環境とcounter2関数は異なる環境である。

続きを読む

【JavaScript】カリー化と部分適用

JavaScriptのカリー化と部分適用の違いがよく分かっていない。
人によって認識違ったり、書籍やWebサイトの情報も書いてあることがそれそれ違っていたりする。

クロージャの代表的な使い方として「部分適用」というテクニックがある。
「部分適用」は引数の数を減らすテクニックである。

今まで「カリー化」と「部分適用」は使ったことないな。

続きを読む

【JavaScript】forEachで注意すること

forEachは配列の値がundefinedになっていたら、スルーされる挙動をするみたいだな。
それから、空の配列に対してforEachを使用してもエラーにはならない。



const array1 = [];

array1[1] = 90;
array1[5] = 190;

console.log("array1");

for (let i = 0; i < array1.length; i += 1) {
    console.log("array1[" + i + "] = " + array1[i]);
}

console.log("---------");

array1.forEach((element, i) => {
    console.log("array1[" + i + "] = " + element);
});

const array2 = [];

array2.forEach((element, i) => {
    console.log("array2[" + i + "] = " + element);
});

/*

array1
array1[0] = undefined
array1[1] = 90
array1[2] = undefined
array1[3] = undefined
array1[4] = undefined
array1[5] = 190
---------
array1[1] = 90
array1[5] = 190

*/

続きを読む

【JavaScript】Math.maxとMath.minとfilterメソッド

配列の中の最大値と最小値をMath.maxとMath.minで求めようとしたところ、配列の値にundefinedが含まれているとNaNが返ってくることに注意する。
このため、filter(Boolean)あるいはfilter(value => value)を使ってfalsyな値(false とみなされる値)を全て削除した後にMath.maxとMath.minを使うこと。
falsyな値は次の通りである。
null
undefided
空文字
数値の0
NaN

空の配列に対してMath.maxを使うと-Infinityが返ることに注意する。
空の配列に対してMath.minを使うとInfinityが返ることに注意する。

続きを読む

【JavaScript】for文をfindメソッドで書き換える

for文で書くと長くなるコードをfindメソッドを使うと簡潔に書ける。



const array1 = [5, 12, 8, 130, 44, 1000];

let result = "";

for (let i = 0; i < array1.length; i++) {
    if (array1[i] > 10) {
        result = array1[i];
        break;
    }
}

console.log("result = " + result);

const result2 = array1.find(element => element > 10);

console.log("result2 = " + result2);

/*

result = 12
result2 = 12

*/

続きを読む

【JavaScript】forEachメソッドをfilterメソッドで書き換える

forEachメソッドで書くと長くなるコードをfilterメソッドを使うと簡潔に書ける。



const words = ['spray', 'limit', 'elite', 'exuberant', 'destruction', 'present'];

const result = [];

words.forEach((element, i2) => {

    if (element.length > 6) {
        result.push(element);
    }

});

console.log("result = " + result);

const result2 = words.filter(word => word.length > 6);

console.log("result2 = " + result2);

/*

result = exuberant,destruction,present
result2 = exuberant,destruction,present

*/

続きを読む

【JavaScript】文字列を逆にする

文字列「Hello」を文字列「olleH」にするstrrev関数を作る。
splitメソッド、reverse()メソッド、joinメソッドを使えば実現できる。



    //文字列を逆さ読みする
    let strrev = function(string) {
        //文字列に変換する
        string = string.toString();
        //splitメソッドで文字列を複数の文字列に分解し、それらを含む配列を生成する
        //reverseメソッドで配列の要素を逆にする
        //joinメソッドで配列から文字列を生成する
        return string.split('').reverse().join('');
    };

    console.log("Hello");
    console.log(strrev("Hello"));

/*
Hello
olleH
*/

続きを読む