2023年 4月 の投稿一覧

ホスト名とホストの違い

ホスト名とホストの違い
『ホスト名とは、文書を格納するコンピュータのドメイン名やIPアドレスを指定していますが、ホストはホストコンピュータのことを意味します。似た言葉ですが意味が異なりますので、使い分けが必要です。』
ホスト名とは?調べ方やURLやIPアドレスとの関連性を解説 | ITコラム|アイティーエム株式会社 (itmanage.co.jp) ExternalLink

という記事があった。
たしかにホスト名はドメイン名やIPアドレスを指す。
それから、ホストコンピューターの名前(サーバー名)も「ホスト名」と言う。
実際の使われ方として、「ホスト名」は「ドメイン名やIPアドレス」と「コンピュータ名」を指す言葉である。
「ホスト名」は、コンピュータのドメイン名やIPアドレスだけを指す言葉ではない。

windows10のコマンドプロンプトでは次のように「hostname」コマンドでコンピュータ名が表示される。


C:\Users\B-6>hostname
B-6-PC
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RFC(Request For Comments)

–IT用語辞典 ここから–
RFCとは、インターネット技術の標準化などを行うIETF(Internet Engineering Task Force)が発行している、技術仕様などについての文書群
–IT用語辞典 ここまで–

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URLの文字長

–図解即戦力 Web技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書(鶴長 鎮一 (著)) 第5章 5-4「URLに使える文字列・文字長」ここから–
「URLにパラメータを埋め込むとURLが長くなります。
RFCではホスト名は最大254文字とされていますが、URLの最大文字数は規定されていません。」
–図解即戦力 Web技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書(鶴長 鎮一 (著)) 第5章 5-4「URLに使える文字列・文字長」ここまで–

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HTTP/1.1で追加された機能

HTTP/1.1では主にパフォーマンスの改善が行われた。
次の機能が追加された。
HTTPキープアライブ(HTTP Keep-Alive)
パイプライン
プロキシ
仮想ホスト
分割転送(チャンクを使う)

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HTTPとメソッド

HTTP/0.9ではWebサーバーから欲しいリソースを指定してGETメソッドで取得するだけであった。
例として「foo.html」ファイルを取得する場合、ブラウザー側は以下の1行で構成されたHTTPリクエストを送信します。


GET /foo.html

HTTP/1.0ではリクエスト可能なメソッドとしてリソース取得のGETメソッド以外
に、POST、DELETE、PUTメソッドが使用可能になった。

HTTP/1.0からpostメソッドを使うとリクエストパラメータがリクエストメッセージのbody部分に格納することができるようになったということだな。

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HTTP通信

Webシステムでは、アプリケーションプロトコルにHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を使用する。
HTTPは、IPやTCPの上位層プロトコルにあたるアプリケーションプロトコルである。
TCPの3ウェイハンドシェイクで接続が確立した後、HTTP通信が開始される。
①→②→③の順に処理が行われる。
①TCPコネクションの確立
②1つのHTTPリクエストに対して1つのHTTPレスポンスが返される(HTTPでのデータの送受信)。
③TCPコネクションの切断
(keep-alive機能が無効化された場合や、明示的にコネクションを閉じる指示があった場合はコネクションが切断される挙動になる)

というわけで、1つHTTPリクエストに対して1つのHTTPレスポンスが返す度にTCPコネクションの確立と切断が行われる。
TCPコネクションは確立と切断は何かで確認可能か?これは今度調べよ。
Node.jsでTCPコネクションの接続の確立と切断は確認可能である。
【Node.js】httpサーバーを立ち上げる その2(TCP接続の確立と切断の検出) (attacktube.com)

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Webシステムで使用するポート

Webシステムではhttpは80番ポート、httpsは443番ポートを使用すると決まっている。
URLでWebサイトにアクセスするときは、httpプロトコル の80番、httpsプロトコルの443番はデフォルトのポート番号としてブラウザー側で設定されているため、 省略可能である。

参考
図解即戦力 Web技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書(鶴長 鎮一 (著))
第2章 2-6「TCP」と第5章 5-1 「URLとは」

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